2012年10月30日
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超速変形ジャイロゼッターの真実 (!?)

Written By: トーノZERO連絡先

「やっとわかったよ。超速変形ジャイロゼッターとは何か」

「何なんだい?」

「一見してカッコイイ変形ロボットのヒーローアニメなのだが」

「違うのかい?」

「実は『人間の間抜けさ』こそがテーマだったのだ」

「それってどういうこと?」

「なぜ主人公の口癖が『絶望的に格好いいぜ』なのか」

「なぜ?」

「そこが人間的な隙なのだ。そこは誰もが間違っていると突っ込む場所であり、主人公はそういう意味で間抜けな存在なのだ」

「えー」

「先週は敵のスパイがレースクイーンばかり撮っていたという話だし、今週は温泉の覗きの話だし、凄く人間くさい」

「えー。それ本当にジャリ向けアニメかよ」

「先週のオチなんか本当に凄いぞ。敵の幹部は肝心のデータが何も写っていないので焦るが、敵のボスはレースクイーンの映像に見入ってしまうという、凄くアホなオチで愕然とした」

「愕然とした……」

「今回ももっとも生き生きと動き回っているのがドライバーに選ばれなかった少年であって、車には乗り込まない。でも、生き生きと動き回っている」

まとめ §

「まあ、今見ているテレビアニメの中で今一番面白いと感じるのがソードアイズで、注目しているのがアイカツで、目覚めたのがジャイロゼッターって、理解されるとは思ってないよ」

「アイカツってそんなにいいの?」

「舞台装置は玩具そのものだけど、走っている陸上選手に付いていける走り込みで身体を鍛えているのがアイドルだとか。そういう、ハードな部分をきっちり押さえているから嘘八百だけど人間のドラマとしては見応えはあるよ」

「ジャイロゼッターは?」

「絶望的に格好いいぜ」

「それってどういう意味?」

「カッコイイとは言いきれないけれど、そこが人間味で実は見どころという意味」